行政書士のSEO対策┃コツと注意点12選
行政書士の皆さん、SEO対策に興味をお持ちではないですか?
地元の協会や知り合いからの紹介による集客は効果的ですが、安定した集客を目指すためにはオンラインでの対策も重要です。
特にSEO対策は、手軽に始められる一方で、効果的に行うためにはいくつかのポイントがあります。
この記事では、行政書士の皆さんがSEO対策を始める際のコツと注意点を12個ご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
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本記事の監修者
株式会社SAKU 代表取締役 谷沢 鷹続
2つのコンサルティング会社で各種補助金の獲得支援、事業承継・M&A、Webマーケティング、IT利活用などを支援。独立した後は、これまで培ったノウハウを活かし中小企業の包括的な伴走支援と専門的な実行支援を行う。
Webマーケティングにおいては中小企業の予算・体制を踏まえた現実的な支援を得意としている。
行政書士のSEO対策は有効?
SEO対策は行政書士にとって非常に有効です。
SEO対策を行うことで、次のような効果が期待できます。
SEO対策の効果
- 全国の潜在顧客にリーチできる
- 安定した集客が見込める
- コストパフォーマンスが良い
全国の潜在顧客にリーチできる
地元だけでなく、全国の潜在顧客に対してサービスを提供することが可能になります。
例えば、「行政書士 相続」といったキーワードで上位表示されることで、遠方の顧客からも問い合わせを受けることができるでしょう。
安定した集客が見込める
SEO対策によって検索エンジンでの上位表示を目指すことで、継続的に安定した集客を見込むことが可能です。
上位表示されることで、信頼性が向上し、安定した集客が期待できます。
特に、「行政書士 東京 法人設立」などの具体的なキーワードで上位に表示されることで、ニーズのある顧客が直接アクセスしてくる確率が高まります。
コストパフォーマンスが良い
初期投資や広告費用に比べて、SEO対策は比較的低コストで始められます。
リスティング広告などの有料広告に比べ、一度上位表示されれば、継続的に効果を発揮するため、コストパフォーマンスが非常に良いです。
例えば、SEO対策により月々の広告費用を削減し、その分を他の業務に充てることができるようになります。
SEO対策の他に、リスティング広告、MEO対策も有効な集客手段です。
それぞれの違いと、どっちがおすすめか?見てみましょう。
SEO対策とリスティング広告の違いは?どっちがおすすめ?
SEO対策とリスティング広告の違いをまとめてみました。
比較項目 | SEO対策 | リスティング広告 |
---|---|---|
コスト | 初期費用が低いが、成果が出るまで時間がかかる | 広告費用がかかるが、即効性がある |
効果の持続性 | 長期間持続する | 広告を停止すると効果も消える |
信頼性 | 高い(自然検索結果の上位に表示される) | 広告と認識されるため信頼性はSEOに劣る |
ターゲットの精度 | 広範囲なターゲットが可能 | ターゲットを絞り込んで広告を配信できる |
1つの考え方として、長期的に安定した集客を目指したい場合にはSEO対策が、短期間で集中的に顧客を獲得したい場合にはリスティング広告がおすすめです。
SEO対策とMEO対策の違いは?どっちがおすすめ?
SEO対策とMEO対策の違いをまとめてみました。
比較項目 | SEO対策 | MEO対策 |
---|---|---|
対象エリア | 全国 | 地域限定 |
アプローチ方法 | ウェブサイト全体の最適化 | Googleマイビジネスの最適化 |
コスト | 継続的なコンテンツ作成やサイトの改善が必要 | 比較的低コストで始められる |
効果の持続性 | 長期間持続する | Googleマイビジネスの変更があれば対策が必要 |
1つの考え方として、全国的な集客を目指したい場合にはSEO対策を、地元の顧客を集めたい場合にはMEO対策をおすすめします。
行政書士のSEO対策のコツ8選
ここからは行政書士のSEO対策のコツを紹介します。
行政書士のSEO対策のコツ8選
- ホームページから集客したい業務を絞る
- 上位表示を狙いたいキーワードで調べて競合を確認する
- トップページやサービスページには活動エリアや対応業務をタイトルに含める
- タイトルや見出しの作成には生成AI(チャットGPTなど)を活用する
- 所属団体・協会などから被リンクをもらう
- 関連記事やサービスページ同士を内部リンクでつなぐ
- 知識や実績が豊富であることをページ内に明記する
- その業務に詳しいからこそわかる独自情報を発揮する
ホームページから集客したい業務を絞る
まず、ホームページから集客したい業務を絞ることが重要です。
複数の業務についてSEO対策を並行して行うと効果が出るまでに時間がかかるため、特定の業務に絞って対策を行いましょう。
例えば、相続関連業務に絞ってSEO対策を行い、効果が出始めたら他の業務にも広げるといった方法が効果的です。
限られたリソースを効果的に活用し、早期に成果を上げることができます。
上位表示を狙いたいキーワードで調べて競合を確認する
SEO対策を始める前に、上位表示を狙いたいキーワードで検索し、競合サイトを確認しましょう。
例えば、「行政書士 相続 東京」で検索して競合サイトを確認することで、競合の強みや弱みを把握し、自サイトの対策ポイントが明確になります。
具体的なキーワードを選定し、競合サイトの内容や構造を分析することで、自分のサイトをどのように改善すべきかが見えてきます。
トップページやサービスページには活動エリアや対応業務をタイトルに含める
ユーザーが検索する際に、具体的な情報が記事に含まれているとクリック率が上がります。
例えば、「東京の行政書士による相続手続きサポート」といったタイトルにすることで、ユーザーの関心を引きやすくなります。
地域密着型のサービスであることを強調し、ターゲットユーザーにアピールできます。
タイトルや見出しの作成には生成AI(チャットGPTなど)を活用する
SEO対策上、タイトルや見出しは非常に重要です。
SEOに有効な見出しを作るのは難しいため、ぜひ生成AIを活用してみましょう。
例えば、「行政書士 相続」でラッコキーワードのタイトル生成を使用すると、「相続手続きの専門家が教える!行政書士の選び方」といっタイトルが出力されます。
また、ChatGPTを使うのも非常に有効です。
きっとSEO効果の高いタイトルや見出しを簡単に作成することができます。
所属団体・協会などから被リンクをもらう
信頼性の高いリンクはSEOにおいて非常に重要です。
所属する団体や協会からリンクをもらうようにしましょう。
例えば、地元の行政書士会のホームページに自分のサイトへのリンクを掲載してもらうと、SEO効果が高まります。
被リンクは検索エンジンからの評価を高める重要な要素です。
関連記事やサービスページ同士を内部リンクでつなぐ
サイト内の関連性を高めるために、関連する記事やサービスページ同士を内部リンクでつなぎましょう。
例えば、「相続手続きの流れ」と「相続税の計算方法」といった関連ページをリンクさせることで、ユーザーの回遊率が上がり、SEO効果も高まります。
内部リンクはユーザーの利便性を高め、滞在時間を延ばす効果もあります。
知識や実績が豊富であることをページ内に明記する
ユーザーに信頼されるためには、知識や実績が豊富であることを明記しましょう。
例えば、「20年以上の実績と数百件の相続手続きサポート経験あり」といった情報を記載すると効果的です。
具体的な実績や経験を示すことで、ユーザーに安心感を与え、信頼性を高めることができます。
その業務に詳しいからこそわかる独自情報を発揮する
専門家ならではの視点で、独自の情報を提供することが重要です。
例えば、「行政書士だから知っている相続手続きの注意点」といった情報を提供することで、他のサイトとの差別化が図れ、ユーザーに信頼されやすくなります。
独自の視点や専門知識を活かして、価値のあるコンテンツを提供しましょう。
行政書士がSEO対策を行う上での注意点4選
ここからは、SEO対策における注意点を解説します。
行政書士がSEO対策を行う上での注意点4選
- 自分の意見を書くのではなく読者の知りたいことを書く
- 他サイトのコンテンツをコピーしない(参考にするのはOK)
- SEO対策ばかり考えるのではなく読者の読みやすさを考える
- コンテンツの量ではなく質を重視する
自分の意見を書くのではなく読者の知りたいことを書く
SEO対策では、自分の意見よりも読者が知りたい情報を提供することが重要です。
読者の疑問や悩みに答えるコンテンツを作成しましょう。
あなたの業務日誌のような記事を載せるのではなく、担当した案件について、一般の人が知りたいであろう疑問や悩みに対する記事を載せるのです。
例えば、「相続手続きの流れ」や「相続税の計算方法」といった具体的な情報を提供してみてはいかがでしょうか?
もし、あなた自身の意見を書きたい場合にはSNSなどを活用して、ブログと使い分けるようにしましょう。
他サイトのコンテンツをコピーしない(参考にするのはOK)
他サイトのコンテンツをコピーするのは絶対に避けましょう!
参考にするのはOKですが、必ず自分の言葉で書き直したり、追加したり、オリジナリティを出すことが重要です。
例えば、他サイトの相続手続きの解説を参考に、自分の経験や知識を加えて独自のコンテンツを作成するなどがおすすめです。
SEO対策ばかり考えるのではなく読者の読みやすさを考える
Googleはユーザーファーストを求めています。
SEO対策は大切ですが、読者にとって読みやすいコンテンツを提供することが最重要です。
有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツを作成する。
引用元:Google 検索の基本事項「主なベスト プラクティス」
Googleのガイドラインにも明記されています。
文章を簡潔にし、適切な見出しを使って情報を整理することで、読者にとってわかりやすいコンテンツを提供しましょう。
コンテンツの量ではなく質を重視する
SEO対策として、必ず毎日1記事載せるとか、半年で100記事を目標にするなど、よく目にします。
しかし、重要なのは量ではなく質です。高いコンテンツを提供しないと、Googleからの評価が下がる可能性があります。
簡単な記事を大量に投稿するのではなく、詳細な解説や具体的な事例を含む質の高い記事を投稿することが重要です。
当サイトは立ち上げから5ヶ月目で7記事しか書いていないものの、見込み客からの問合せを8件も獲得しています!
さらに、問い合わせから契約にも至っているため、量より質が重要なのがわかっていただけるでしょう。
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行政書士がSEO対策を行うメリット・デメリット
SEO対策が持つメリットとデメリットについて、具体的に見てみましょう。
行政書士がSEO対策を行うメリット
- 日本全国の見込み客をターゲットにできる
- 安定した見込み客の獲得に繋がる
- 営業活動に割く時間を削減できる
- 信頼性の高い情報発信で行政書士としてのブランディングになる
行政書士がSEO対策を行うデメリット
- 行政書士の本業に割く時間が減る
- 自身の専門分野外の問合せも増える可能性
- 成果が出るまでに時間がかかる
メリット①日本全国の見込み客をターゲットにできる
SEO対策を行うことで、日本全国の見込み客にアプローチすることが可能です。
地元だけでなく、遠方の顧客からも問い合わせが増えるでしょう。
例えば、「行政書士 オンライン相談」といったキーワードで上位表示されることで、全国からの依頼が期待できます。
メリット②安定した見込み客の獲得に繋がる
SEO対策によって検索エンジン上で上位表示されると、継続的に見込み客を獲得することができます。
あなたの人脈からの紹介に頼らず安定した集客が可能になります。
特に、特定の業務に特化したキーワードで上位表示されると、ニーズの高い顧客を効果的に集客できます。
メリット③営業活動に割く時間を削減できる
オンラインでの集客が強化されることで、営業活動に割く時間が減り、その分を本業に集中することができます。
営業活動の外注は士業の特性上難しいですが、SEO対策であれば外注も可能です。
専門業務に専念でき、効率的な時間管理が実現します。
メリット④信頼性の高い情報発信で行政書士としてのブランディングになる
SEO対策を通じて質の高い情報を発信することで、行政書士としての信頼性を高めることができます。
専門的なブログ記事やFAQを充実させることで、専門知識をアピールし、ブランド力を高めることができます。
顧客からの信頼度も増えるでしょう。
デメリット①行政書士の本業に割く時間が減る
SEO対策には時間がかかるため、本業に割く時間が減る可能性があります。
一方で、営業活動に割く時間も減るため、今の状況とやり方次第ではむしろ時間が増えることもあります。
例えば、SEO対策を外注することで、自分の時間を有効に使うことができますので、デメリットをメリットにすることも可能です。
デメリット②自身の専門分野外の問合せも増える可能性
SEO対策によって幅広い顧客層にアプローチできる反面、専門分野外の問い合わせも増える可能性があります。
しかし、これまでの人脈を活かして、専門外の業務は信頼できる他の専門家に紹介し、業務の幅を広げることができます。
紹介料をもらうという方法も考えられるでしょう。
デメリット③成果が出るまでに時間がかかる
SEO対策は効果が現れるまでに時間がかかることが多いです。
短期的な結果を求める場合には適していないかもしれませんが、長期的な集客基盤を築くためには有効です。
数ヶ月から半年以上の時間をかけて上位表示が達成できれば、継続的な成果を得ることが期待できます。
行政書士事務所のホームページをこれから作る際のSEO対策の注意点は?
実際に、行政書士事務所のホームページを作る場合、SEO対策で注意すべき点を紹介します。
行政書士事務所のホームページにおけるSEO対策の注意点
- デザインにこだわりすぎず費用をかけすぎない
- 独自ドメインを取得する
- ホームページ作成サービス、CMSはWordPressがおすすめ
- 行政書士事務所として必ず必要な内容を入れる
デザインにこだわりすぎず費用をかけすぎない
きれいなデザインだからといってSEO上評価されるわけではありません。
デザインにこだわりすぎないように注意しましょう!費用をかけすぎないようにしましょう!
デザインにお金をかけるよりSEO対策にお金をかけた方が良いです。
安定して集客できるようになった段階でお金をかけてリニューアルしてみてはいかがでしょうか。
まずはシンプルで機能的なデザインを優先し、SEO効果を重視したサイト構築を行うことをおすすめします。
独自ドメインを取得する
独自ドメインを取得しましょう!
独自ドメインを取得すると、ホームページの住所に当たるURLの文字列を、あなたが選ぶことができます。
ドメインが変わらなければ、リニューアルしてもSEOの評価を引き継ぐことができます。
独自ドメインを取得しておくことで、将来的なサイトの変更にも柔軟に対応可能です。
また、例えば、山田さんが「www.yamada-gyouseishoshi.com」といった独自ドメインを使用することで、行政書士の山田さんというブランドイメージを確立しやすくなります。
ホームページ作成サービス、CMSはWordPressがおすすめ
ホームページを作成するサービスはさまざまです。その中でも、WordPressがおすすめです。
無料プランのあるホームページ作成サービスとして、Wix、STUDIO、Jimdoなどが良く使われます。
これらのサービスでは、独自ドメインを設定するには月額料金がかかります。
費用をかけるのであれば、レンタルサーバーに費用をかけ、WordPressでホームページを作ることをおすすめします。
WordPressの特徴は次の通りです。
- SEOに強い:SEOプラグインが充実しており、初心者でもSEO対策を行いやすいです
- 費用が安い:WordPressは無料、レンタルサーバー代として月額千円台程度で済みます
- 利用者が多い:やり方がわからない場合にネット検索するとすぐ答えが出てきます
行政書士事務所として必ず必要な内容を入れる
ホームページには、以下の内容を必ず含めましょう。
必要な項目 | 必要な理由 | 記載する内容 |
---|---|---|
業務内容 | 提供されるサービスを理解するため。 具体的なキーワードを含めることでSEO対策にも有利です。 | 提供する具体的なサービス(相続手続き、法人設立支援など) |
料金表 | 料金の透明性を確保し、安心感を高めるため。 | 各サービスの料金、支払い方法など |
代表のあいさつ | 事務所の理念や方針を伝え、安心して利用してもらうため。 代表者の経歴やビジョンを記載することで、権威性が明確になり、検索エンジンの評価が期待できます。 | 事務所のビジョン、メッセージ、代表者の経歴、資格など |
スタッフの紹介 | 親しみや安心感を与え、信頼関係を築くため。 | スタッフの顔写真、役職、経歴、専門分野 |
実績 | 信頼性を高め、不安を軽減するため。 権威性が明確になり、検索エンジンの評価が期待できます。 | 成功事例、取り扱った案件数、受賞歴など |
お客様の声 | 信頼性を高め、サービスの質を証明するため。 | お客様からのコメント、口コミなど |
お問い合わせフォーム | 簡単に問い合わせできるようにするため。 コンバージョン率を高めることが期待できます。 | 問い合わせフォーム(送信者名、送信者の連絡先、問い合わせ内容などの入力欄) |
連絡先 | 直接の問い合わせを可能にするため。 信頼性を担保し、安心感を与えることができます。 | 電話番号、メールアドレスなど |
行政書士でSEO対策は有効!安定した顧客獲得を目指そう
SEO対策を行うことで、安定した集客が期待でき、行政書士としての信頼性も高まります。
この記事で紹介したコツや注意点を参考にして、効果的なSEO対策を実践し、オンラインでの集客を強化していきましょう。
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