【集客の安定・継続】士業のSEO対策|何から始める?ブログ以外の方法は?
士業にとって、見込み客を安定的・継続的に獲得することは大きな課題です。
そこで重要になるのがSEO対策。 事務所のホームページから問い合わせを増やすためには、検索エンジンで上位表示される必要があります。
しかし、「SEO対策を始めたけれど効果が感じられない」「何から手をつけたら良いのかわからない」といったお悩みを抱えている士業の方も多いでしょう。
正しい方法で取り組まないと、せっかくの時間とコストが無駄になってしまうこともあるのです。
そこで本記事では、SEOの基礎知識から士業ならではの具体的な対策方法、よくある疑問の解決法までを詳しく解説します。
- 紹介だけでは集客が安定しない
- ブログを書いているのに問い合わせが増えない
- 他士業との差別化を図りたい
こうしたお悩みをお持ちの士業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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本記事の監修者
株式会社SAKU 代表取締役 谷沢 鷹続
2つのコンサルティング会社で各種補助金の獲得支援、事業承継・M&A、Webマーケティング、IT利活用などを支援。独立した後は、これまで培ったノウハウを活かし中小企業の包括的な伴走支援と専門的な実行支援を行う。
Webマーケティングにおいては中小企業の予算・体制を踏まえた現実的な支援を得意としている。
士業にSEO対策は必要?必須ではないので競合が弱い【実は狙い目】
士業にとってSEO対策は必須ではありません。
しかし、それゆえに競合が弱く、実は狙い目なのです。
SEO対策は費用対効果が高く、継続的な集客が望めます。
ただ、士業の多くはまだSEO対策に着手できていないのが現状です。
つまり、今からSEO対策を始めれば、競合が少ない状況で上位表示を狙えるチャンスなのです。
士業がSEO対策を行うメリットとデメリット
士業がSEO対策を行うメリットとデメリットは以下の通りです。
士業がSEO対策を行うメリット
- 紹介以外の集客チャネルを獲得できる
- 全国の事業者が見込み客になる
- 成功すれば継続的な集客が見込める
- 広告費がかからず資産性がある
- 広告収入やアフィリエイト収入も獲得可能
士業がSEO対策を行うデメリット
- 成果が出るまでに時間がかかる
- ターゲットとしないユーザーからの問合せも増えてしまう
- ブログ記事を書くなどSEO対策のために時間を消費する
メリットを最大化しデメリットを最小限に抑えるには、戦略的にSEO対策に取り組むことが重要です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット①紹介以外の集客チャネルを獲得できる
SEO対策に成功すれば、紹介以外の新たな集客ルートを確保できます。
ホームページを経由して問い合わせが増えれば、人との接点がなくても顧客獲得が可能になるのです。
士業の従来の集客方法は、地元の協会や経営者の集まりでの紹介や、既存顧客・知人からの口コミが多いです。
この記事を読まれているあなたも紹介メインで集客しているのではないでしょうか?
しかしこの方法では集客が安定せず、交流会などへの参加に時間とコストがかかります。
コミュニケーションが得意でない方にとっては、精神的な負担も大きいでしょう。
そこで注目されているのが、オンラインでの集客です。
特にSEO対策は費用対効果が高く、継続的な集客が望めます。
紹介に依存しないビジネスモデルを構築できれば、より安定した経営が実現するはずです。
メリット②全国の事業者が見込み客になる
ホームページはインターネットにつながる限り、地理的な制約を受けません。
つまり、SEO対策によって全国各地の事業者にアプローチできるのです。
近年、士業の独占業務である各種の代理業務においても電子申請が普及してきました。
これにより、遠方の事業者であってもオンラインでスムーズに手続きを進められるようになったのです。
つまり、SEO対策で全国から問い合わせを獲得できれば、実際の業務もオンラインで対応可能な環境が整ってきているということ。
士業にとって、地理的な制限はもはやビジネスチャンスの障壁ではなくなりつつあるのです。
東京の事務所が福岡の企業から依頼を受けたり、北海道の事務所が沖縄の企業と契約したり。
そんな広域での事業展開も、SEOを活用すれば十分に可能性が広がるでしょう。
メリット③成功すれば継続的な集客が見込める
SEO対策の大きな魅力は、一度上位表示を獲得すれば中長期的にその効果をキープできること。
つまり、SEOが成功すれば継続的な集客が見込めます。
最初のうちはなかなか成果が出ないかもしれません。
しかし、コンテンツを地道に積み上げていけば、やがて安定的な問い合わせが獲得できるはずです。
メリット④広告費がかからず資産性がある
SEO対策に必要なのは基本的に時間のみです。
自社の人的リソースを使ってコンテンツを作成すれば、追加の広告費はかかりません。
一方、リスティング広告は検索結果の上位に表示されるものの、クリック単価が高額になりがちです。
それに比べると、SEO対策は費用対効果が高いといえるでしょう。
初期の段階で多少の投資は必要ですが、長期的に見れば広告費を抑えつつ集客力を高められる可能性が大きいのです。
また、SEOの成果は資産として蓄積されていきます。
つまり、SEOに注力することで、士業の無形資産ともいえるホームページの価値が着実に高まっていくということ。
広告費をかけずに資産を築いていける、それがSEOの大きな魅力です。
メリット⑤広告収入やアフィリエイト収入も獲得可能
コンテンツSEOが成功してアクセス数が増えれば、広告収入も期待できます。
例えばGoogle AdSenseを導入すれば、コンテンツに合わせた広告が自動で表示され、クリックに応じて報酬が得られるのです。
また、士業に関連する書籍や製品のアフィリエイトを行えば、販売実績に応じた報酬も獲得可能。
本業の報酬とは別の副収入源として、SEOで稼ぐ選択肢もあるのです。
コンテンツの質を高め、ホームページへの流入を増やすことが、新しい収益の柱を作ることにつながります。
中にはアフィリエイトや広告に良いイメージを持たない人もいるのが事実です。
サイトの中であまりに商業的な印象を与えてしまうと、士業としての信頼性を損ねる恐れがあります。
ただし、アフィリエイトや広告自体はビジネスを展開する上での選択肢の一つ。
うまく活用すれば、本業の収入を補完する副収入源になります。
大切なのは、見込み客の目線に立って節度ある運用ができるかどうか。
過度な広告や、信頼性の低い商品の紹介は避けるべきでしょう。
アフィリエイトや広告を始めるかどうかは、各事務所の方針次第。
メリットとデメリットをよく考慮した上で判断してください。
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デメリット①成果が出るまでに時間がかかる
SEO対策の最大のデメリットは、すぐに結果が出ないことです。
成果が出るまでには、4ヶ月から1年以上の期間を要するケースがほとんど。
ただし上記の期間はあくまで平均的な目安で、実際にかかる期間は記事の更新頻度やクオリティ、競合サイトの状況などさまざまな要因によって変動します。
例えば、週に1本のペースで高品質な記事を投稿し続ければ、半年ほどで成果が見え始める可能性もあります。
一方、月に1本程度のペースでは、1年以上かかることも珍しくありません。
しかしコンテンツを量産すれば早く効果が出るというわけでもなく、検索エンジンに評価されるような良質な記事を地道に積み重ねていくことが求められるのです。
SEOは長期戦だと覚悟しておく必要があります。
月々の目標を設定し、コツコツと更新を重ねていくことが何より大切だと肝に銘じましょう。
実際に私も、記事数わずか6件で集客をした経験があります。
その際はSEO対策開始からの3ヶ月間(サイト立ち上げから4カ月目)で下記の集客実績となりました。
- 記事数:6件
- 見込み客問合せ:3件
- メルマガ登録:3件
- 商談:1件
- 契約:1件
もちろん安定して集客できるまでにはさらに時間がかかりますが、やり方次第で比較的早くに成果を出すこともできます。
デメリット②ターゲットとしないユーザーからの問合せも増えてしまう
SEO対策によってアクセス数が増えるのは喜ばしいことですが、必ずしもターゲットとする見込み客ばかりが増えるとは限りません。
例えば「○○について」といった漠然としたキーワードで上位表示されると、単なる情報収集目的の閲覧者も多くなるでしょう。
見込み客の獲得とはいえ、ターゲット層を絞り込めていない状態だと、逆に業務効率が落ちてしまうのです。
SEOではターゲット設定が非常に重要だと言われる理由がここにあります。
見込み客に刺さるキーワードを見極めることが重要だと覚えておきましょう。
とはいえ、問い合わせが増えること自体は悪いことではありません。
大切なのは、どう対応するかということ。
業務効率を落とさないためには、コミュニケーションの手法を工夫することが重要です。
例えば、いきなり面談を設定するのではなく、まずは電話やメールで簡単に状況を確認する。
そうすることで、見込み度の高い相談者に絞って打ち合わせを設定できるでしょう。
フォームで相談内容を詳しく書いてもらうのも一つの方法です。
デメリット③ブログ記事を書くなどSEO対策のために時間を消費する
SEO対策として重要なのは、定期的なコンテンツの更新です。
しかし、良質な記事を書くには思っている以上に時間がかかるもの。
まずはネタ探しから始まり、見込み客が抱える悩みや関心事をリサーチし、記事のテーマを決めます。
そして、関連する情報を集め、信頼できるソースから引用できるよう準備を整えます。
次に記事の構成を考え、読者を引き付ける書き出しから、論理的な展開、説得力のある結論まで、一貫性のある流れを作らなければなりません。
さらに、実際の執筆に入ります。 専門的な内容をわかりやすく説明し、読者の心に響く言葉を選ぶ。
それだけでも相当の時間と労力を要します。
加えて、校正や推敲の作業も欠かせません。
誤字脱字やわかりにくい表現がないか、何度も見直す必要があるのです。
実際、しっかりとした一記事を作るのには、平均して6時間前後かかるといわれています。
週に1本のペースで更新するだけでも、本業の貴重な時間を少なからず割かなければならないのが実情なのです。
士業のSEO対策は何から始める?
士業がSEO対策を始める際は、まずはサイトの基礎的な部分を固めることが重要です。
具体的には以下の5つの対策から着手しましょう。
士業がまずSEO対策を始めるなら必ずやるべき施策5点
- 【超重要】上位表示を取りたいキーワードを選定する
- ホームページのSSL化を行う【簡単】
- SEOを意識したサービスページを作成する
- 表示速度に問題がないか確認する
- 必要なSEOツールを導入する【無料で十分】
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【超重要】上位表示を取りたいキーワードを選定する
キーワード選定は、SEO対策の中でも特に重要な工程です。
どんなキーワードで上位表示を目指すかによって、その後の施策の方向性が大きく変わってくるからです。
例えば「弁護士」や「税理士」といった職業名だけのキーワードは競合が非常に多く、上位表示は困難。
そもそも、そこまで漠然としたキーワードでは、見込み客を引き寄せられる可能性も低いでしょう。
そこで効果的なのが、職業名に具体的な業務内容を組み合わせたキーワードです。
例えば、離婚問題を専門とする弁護士であれば、「弁護士 離婚」というキーワードを狙うのが得策。
相続に強い弁護士なら、「弁護士 相続」といったキーワードが有効でしょう。
事業承継に注力している税理士なら「税理士 事業承継」など、専門分野を前面に押し出すことで見込み客にアピールできるのです。
こうした具体的なキーワードは、漠然とした職業名だけのキーワードに比べて競合が少ない傾向にあります。 つまり、上位表示を狙いやすいということ。
さらにそのキーワードで検索する人は、まさにその業務を必要としている可能性が高いため、質の高い見込み客を引き寄せられるのです。
また検索結果の上位サイトを見れば、ライバルの多さやコンテンツのクオリティ、求められている情報がわかります。
ここで無理だと思ったキーワードは、ターゲットから外すのも賢明な判断。
キーワード選定は、綿密なリサーチと戦略的な思考が欠かせないのです。
ホームページのSSL化を行う【簡単】
ホームページのSSL化とは、サイトのセキュリティを高める施策のこと。 SEO対策の基本中の基本とされ、SSL化は必須と言っても過言ではありません。
SSL化されていないと、見込み客に「信頼できない」と思われてしまうかもしれません。
また、GoogleはSSL化されていないサイトを危険とみなし、検索順位を下げる傾向にあるのです。
しかし、SSL化は比較的簡単にできるので、まずはこの作業から始めましょう。
SSL化はサーバー側で設定しますので、レンタルサーバーを使用している場合はサーバーの設定を確認してみましょう。
ホームページ運用を支援者にお願いしている場合は、さっそく相談してみましょう。
SEOを意識したサービスページを作成する
サービスページのSEO対策も忘れてはいけません。
士業のサービスについてわかりやすく説明し、見込み客の興味を引くページを作ることが重要です。
少なくとも以下の内容は記載しましょう。
サービスページに記載すべき内容
- 提供サービスの詳しい説明
- 事務所の強みや特徴
- 代表や担当士業のプロフィール
- 過去の実績や成功事例
- 業務の流れ
- 料金体系(料金表や目安の記載)
- 問い合わせ方法
- 事務所へのアクセス方法
- よくある質問とその回答
上記の内容を過不足なく掲載することで見込み客の関心を引き、問い合わせへとつなげることができるでしょう。
SEOに適したサービスページを作るには、見込み客目線に立つことが何より大切。
「このページを見た人が知りたいことは何か」を徹底的に考えましょう。
表示速度に問題がないか確認する
ホームページの表示速度は、ユーザー体験に直結する非常に重要な要素。
表示に時間がかかると、せっかく訪れてくれた見込み客も離脱してしまいかねません。
Page Speed Insightsを使えば、無料で簡単にサイトの表示速度をチェックできます。
URLを入力するだけで、サイトのパフォーマンスを0から100点で評価してくれます。
評価は「高速」「中速」「低速」の3段階で表示され、それぞれ緑、オレンジ、赤の表示です。
赤色の「低速」と判定された場合は、早急な改善が必要だと考えられます。
また、改善すべき点も具体的に指摘してくれるため、対策の指針が立てやすいのが魅力です。
必要なSEOツールを導入する【無料で十分】
SEO対策に欠かせないのが、各種ツールの活用です。無料で使えるおすすめのSEOツールを3つ紹介します。
ツール名 | 概要 |
---|---|
グーグルサーチコンソール | ホームページがGoogleにどのように認識されているかを確認するツール。 サイトのエラーやインデックス状況、検索キーワードなど、SEOに関する重要な情報が一目でわかる。 |
グーグルアナリティクス | サイトの流入元や訪問者の行動を分析するツール。 ユーザーがどのページをどれくらい見ているか、どこで離脱しているかなどがわかるためサイト改善に役立つ。 |
検索順位チェックツール | 選定したキーワードでの自社サイトの順位を追跡できるツール。無料版も多数あり。 順位の変動を確認することで、SEO対策の効果測定ができる。 |
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【ブログ・オウンドメディア】士業のコンテンツSEO対策の5つのコツ
コンテンツSEOは士業のSEO対策の要と言えます。
ここでは、士業がコンテンツSEOを行う上で押さえるべき5つのポイントを解説します。
士業のコンテンツSEO対策の5つのコツ
- 地域✕業務内容のキーワードを狙う
- 実際に検索して上位表示を取れそうか見極める
- タイトルと見出し構成に最も時間をかける
- 記事内でその分野の専門家であることを明示する
- 生成AIをフル活用する(全て生成AIはリスクあり
それぞれ詳しく見ていきましょう。
地域✕業務内容のキーワードを狙う
地域と業務内容を組み合わせたキーワードの具体例をいくつかご紹介しましょう。
- 東京 行政書士 遺言書作成
- 大阪 司法書士 相続手続き
- 札幌 弁護士 債権回収
上記のキーワードは、地域限定の需要を狙える上に競合も比較的少ない傾向にあります。
自分の得意分野とサービスを提供したい地域を掛け合わせて、最適なキーワードを見つけましょう。
実際に検索して上位表示を取れそうか見極める
選定したキーワードで実際に検索をかけ、上位表示されているサイトを確認することは非常に重要です。
もし検索結果の上位が官公庁や大手企業のサイトばかりなら、そのキーワードでの上位表示は難しいと判断しましょう。
検索結果を見て、個人事務所のホームページやブログが上位に食い込んでいれば、チャンスがあると判断してOK。
そのキーワードでどのような情報が求められているのかを分析し、自分の記事の方向性を決めましょう。
最初は上位表示できそうなキーワードを狙って、徐々に対象を広げていくのがおすすめです。
タイトルと見出し構成に最も時間をかける
記事の品質を左右するのがタイトルと見出し構成なので、最も時間をかけるべきです。
記事タイトルは検索キーワードを盛り込みつつ、ユーザーの興味を引くものを考えましょう。
「読んでみたい」と思わせる工夫が大切なので、キーワードを無理に詰め込むのではなく自然な形で盛り込むのがコツです。
見出しは記事の骨格を決める重要な部分。 キーワードを適切に配置しつつ、論理的な流れを意識する必要があります。
読者の知りたい情報を過不足なくカバーできるよう、見出しを組み立てるのがポイントです。
記事内でその分野の専門家であることを明示する
記事内で士業としての立場を明示することで信頼性・権威性が増し、見込み客から選ばれやすくなり、さらに検索エンジンの評価も上がります。
記事と関連した資格を持っていることを明記するのも効果的です。
さらに、所属団体や関連団体での役職や活動歴にも触れるのがおすすめ。
その分野の専門家であるという情報が信頼につながり、見込み客の心を掴むことができるのです。
生成AIをフル活用する(全て生成AIはリスクあり)
昨今、生成AI(文章作成ツール)の発展は目覚ましいものがあります。
その代表格ともいえるのが、ChatGPT。
対話形式で文章の生成ができるこのツールは、記事作成の現場でも大きな注目を集めています。
例えば記事のネタ出しに悩んだら、ChatGPTに「〇〇士のブログネタを提案して」と質問を投げかけるのです。
するとChatGPTが記事のアイデアを次々と出してくれます。
また記事の本文を書いてもらうことも可能です。
とはいえ、現時点ではChatGPTに全てを任せるのはリスクが高いのも事実。
時に事実と異なる内容を書いてしまうことがあるため、必ず人の目でチェックする作業が欠かせません。
あくまで下書きとして活用し、最終的には自分の言葉で推敲を重ねるのが賢い使い方です。
加えておすすめしたいのが、ラッコキーワードというツール。
指定したキーワードをもとにタイトルや見出しを自動生成してくれるため、ChatGPTとの併用で記事作成の効率はグンと上がるはずです。
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士業がSEO対策を行う際に気になる疑問を解決!
SEO対策を進める際、さまざまなな疑問が浮かんでくるでしょう。
ここでは、士業のSEO対策でよくある質問に回答していきます。
何記事くらい作るのがいいの?
「記事を何本書けばSEOに効果があるの?」と悩む士業の方は多いでしょう。
しかし結論から言えば、記事数よりも記事の品質が重要です。
確かに、Googleは一定量のコンテンツがあるサイトを評価する傾向にあります。
しかし、何十本も記事を量産すればいいというわけではありません。
キーワードの選定を間違えたり、内容が薄い記事ばかりになってしまっては、SEO効果は望めないのです。
大切なのは、ターゲットとする見込み客の悩みを解決できる質の高い記事を書くこと。
1本1本の記事に思いを込め、読者の心に響く内容を目指しましょう。
私自身の経験で言えば、わずか6本の記事で十分な集客ができています。
それぞれの記事が見込み客のニーズを的確に捉え、具体的な解決策を提示していたからこそ、高い集客効果を発揮できたのだと思います。
もちろん、定期的に更新して記事数を増やすことも大切です。
週に1〜2本ほど、コツコツと更新を重ねていきましょう。
自分の日記的なブログがあるけどSEOには有効?
日記のようなブログは、SEO対策としては有効ではありません。
しかし日記ブログが無意味というわけではなく、お客様との信頼関係を築く上で大きな役割を果たします。
日記ブログでは、士業としてのお堅いイメージを脱ぎ捨て、等身大の自分を見せることができます。
趣味や日常生活、仕事への想いなどを綴ることで人となりを知ってもらえるのです。
見込み客にとって、親しみやすさや安心感につながることは間違いありません。
SEO的な影響を避けたい場合は、日記ブログのページに「noindex」を設定するのがおすすめです。
これはGoogleにページを評価させないようにする設定で、SEOを意識した本業ブログのスコアを下げることなく、安心して日記ブログを続けられます。
これからホームページを作るけどSEO視点での注意点は?
士業として新たにホームページを作る際は、SEOの視点を盛り込んでおくことが何より重要。
後からSEO対策を施すよりも、最初から意識した方が手戻りを防げます。
中でも特に注意したいのが、以下の3つのポイントです。
新たにホームページを作成する際のSEO視点での注意点
- 構造のシンプルさ
- モバイルフレンドリー
- ホームページの表示速度
- デザインにこだわりすぎない
ホームページの構造は、できる限りシンプルにすることを心がけましょう。
ユーザーにとって必要な情報に、迷わずたどり着けるような設計が理想的です。
サイトマップを作成し、構造を可視化するのも効果的。
ページ数は必要最小限に抑え、簡潔明瞭なサイト構築を目指しましょう。
また、モバイル対応も必須です。今や検索の大半はスマホから行われています。
サイトがモバイルフレンドリーかどうかは、Googleも重要な評価ポイントとしています。
読みやすい文字サイズや改行など、細部にまで気を配りましょう。
さらに、 ユーザーは表示の遅いサイトからは離脱しがちなので、ホームページの表示速度も重要です。
サーバーの選定やファイルの圧縮など、高速化のための施策は必須です。
特に画像の容量削減は重要なポイント。 ローディングタイムは2〜3秒以内に収めるのが理想です。
しかしここで注意したいのが、デザインへのこだわり過ぎ。
サイトを作る際、ついついデザインにこだわりたくなるものですが、実はSEOの集客においてデザインはそこまで重要な要素ではありません。
凝ったデザインは制作費用を跳ね上げる一方で、必ずしも集客には直結しないのです。
肝心の集客ができなければ、デザインにこだわった分のコストが全て無駄になってしまうでしょう。
もちろん、集客が軌道に乗った段階で本格的にデザインを見直すことは可能です。
他のサイトからリンクをもらう(被リンク)のが良いって聞いたけどどう?
被リンクを増やすことは、SEO対策の重要なポイントの一つです。
信頼できるサイトから自然にリンクを獲得できれば、Googleからの評価も上がりやすくなるでしょう。
ただし、ここで注意したいのが不正なリンク獲得方法。
無関係なサイトに大量のリンクを貼ってもらったり、自作自演でリンクを増やしたりするのはNGです。
こうした行為はGoogleからペナルティを受ける可能性が高く、逆効果になってしまいます。
被リンクは、あくまで自然な形で獲得することが大切です。
質の高いコンテンツを発信し続け、他サイトから自然にリンクされるよう努めましょう。
お客様の声を掲載するのは効果がある?
士業のホームページで「お客様の声」を掲載するのは、とても効果的です。
お客様から寄せられた喜びの声は、見込み客の申し込み意欲を大いに刺激するからです。
例えば、「相続手続きが初めてで不安だったが、丁寧に対応してもらえて安心できた」といった声があれば、同じ悩みを抱える見込み客は強く共感するはず。
「この事務所なら任せられそう」と感じ、問い合わせへと動機づけられるでしょう。
お客様の声は、士業のサービスが実際に役立っている証拠。
見込み客にとっては何よりも説得力のある情報だといえます。
事例を交えて具体的な効果を伝えられれば、信頼感はさらに高まるはずです。
こうしたお客様の声は、SEOにも好影響を与えます。
満足度の高い声を目にした見込み客は、サイト内の回遊性が増す傾向にあるのです。
滞在時間が長くなれば、Googleからの評価も上がりやすくなるでしょう。
お客様の声は、SEOとコンバージョンの両面から見ても、非常に有効な要素だといえます。
SEOコンサルや代行の月額相場は?
士業がSEO対策を進めていく中で、専門家に依頼することを検討するケースもあるでしょう。
そこで気になるのが費用面ですが、SEOコンサルや代行の月額料金は千差万別。
5万円程度の格安プランから、100万円を超える高額プランまで、さまざまな価格帯が存在します。
料金を左右するのは、サービスの内容や契約期間、そして提供する価値。
単なるアドバイスだけなのか、具体的な施策の実行まで含まれるのかで大きく異なります。
そのため、それぞれのニーズや予算に合わせて、最適なプランを選ぶ必要があります。
しかし、どんなに安価なプランであっても、質の低いSEO対策では意味がありません。
また、高額だからといって必ずしも効果が出るわけでもないのです。
料金だけでなく、サービス内容をしっかりと吟味することが何より重要だといえるでしょう。
士業のSEOでやってはいけないことは?
SEO対策を進める中で、以下のような避けるべき落とし穴も存在します。
- とりあえず記事数を増やす
- キーワードを意識せず社員ブログばかりを書く
- 0から100まで生成AIに頼る
- 不正な被リンクを獲得する
- 非専門領域の記事を調べもせずに書く
SEOは記事数が多ければ良いというものではありません。
大切なのは、質の高い記事を適切な頻度で更新し続けること。
とりあえず数を稼ごうとするのは、逆効果になりかねません。
社員ブログは社内の出来事を伝えるのには適していますが、SEO対策としては不十分。
見込み客が検索しそうなキーワードを意識した記事作りが何より重要です。
生成AIは記事作成の強い味方ですが、全てを任せるのはリスクがあります。
事実と異なる内容が含まれていたり、表現が不自然だったりする恐れもあるため、あくまで補助ツールとして活用しましょう。
SEOにおいて被リンクは重要な要素ですが、不正な方法でリンクを増やすのはNGです。
Googleからペナルティを受けるリスクが高く、致命的なダメージを受けかねません。
士業の専門性を活かすのは大切ですが、それ以外の分野について安易に記事を書くのは避けましょう。
信頼できる情報ソースをもとに、正確な内容を伝えることが重要です。
誤った情報は、士業全体の信頼を損ねる恐れがあります。
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【まとめ】士業はSEO対策で差別化を!
本記事のポイントは以下の通りです。
- 士業にとってSEO対策は必須ではないが、競合が弱く狙い目である
- メリットを理解し、デメリットを最小限に抑えながら取り組むことが大切
- まずはキーワード選定とサイトの基本的な最適化から始める
- ブログを活用したコンテンツSEOのコツを押さえて記事を作成する
- SEOツールや生成AIを効果的に活用する
士業にとってSEO対策とは、差別化の有効な手段です。
紹介に頼らない自立した集客力を身につけることで、新たなステージに進むことができるでしょう。
SEO対策には時間と労力がかかりますが、コツコツと正しい方法で積み重ねることで必ず成果は出ます。
その過程で得られる知見やスキルは、きっと士業としての幅を広げてくれるはずです。